日時:2011年10月、2012年1月
場所:シンガポール
団委員Tが在住のシンガポールでボーイ活動を見学してきましたので、番外編として報告します。
シンガポールではすべての生徒が何らかの非学校活動に参加することが義務付けられており、金曜日の午後はその活動に割り当てられています。したがって、多くの生徒がボーイスカウト活動に参加している状況で日本からするとうらやましい限りです。学校の中にも堂々とカブスカウトの進級課程が貼られていました。
2011年11月にField Dayに行きました。日本でいうと地区技能大会といったところです。スカウトは学校ごとに編成されており、学校対抗のようでした。
全員が棒に上ってチーフをかけるSourgrapesや6本の棒を結んでいかに早く旗を掲げるかの競技、日本と同じように簡易の担架を作って、患者を運ぶ競技など。圧巻はパイオニアリングで投擲器具を作成し、石に見立てたお手玉(のようなもの)をいかに遠距離に飛ばすかを競うものでした。スカウトも手馴れており、1時間くらいで完成させていましたが、前のリーダ魂のせいか、結びが甘いところを見つけると、ついつい指摘する場面も。
2012年1月にはキャンプファイアーも見学しました。シンガポールでは他国との交流も活発で、2年前に訪れたオーストラリアのスカウトが夏休み(1月は夏です)でシンガポールに来ていたので、一緒にキャンプファイアーを行いました。学校の中で行いましたが、AV機器が用意されており、音楽を流すし、プロジェクターで歌詞を映し出すといった演出。司会(これもスカウト)もマイクを持ち、スカウトによるブレイクダンスの披露ありなど、さながらミニ野外コンサートといった様子でした。(地区のコミッショナーは「今日のMCはいまいちだったなあ」と漏らしていました) また、「日本のキャンプファイアーではAVは使わないよ」と言うと、リーダたちは「おお、トラディショナルキャンプか」と驚かれる始末。
しかし、点火のセレモニーもあり、シンガポールの各学校のスカウトもオーストラリアのスカウトも日本と同じようにちかいとおきてに基づいたスタンツを披露、最後にはみんなで手をつなぎ、別れの歌を歌い、スカウト精神は世界共通であると感動しました。
1 件のコメント:
ご報告ありがとうございます。いつか89団とシンガポールのスカウトの交流を実演させたいですね。その日を楽しみにしています。
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